コクエイ

目次

コクエイは、鋼管杭工法をはじめ、多様な地盤改良工事に対応する専門施工会社です。岡山県を中心に中四国エリアでの施工実績を重ね、建物の規模や地盤条件に応じた補強策を提案しています。

本ページでは、コクエイが対応する主要な鋼管杭工法の特徴と、同社が提供するその他の地盤改良工法について詳しくご紹介します。

コクエイ
引用元:コクエイ公式サイト
https://www.kokuei.com/

コクエイの特徴

地盤調査から施工まで
一貫する自社体制

コクエイは、地盤調査機や施工機を自社で保有している点が特徴です。調査から設計、施工までを一社で行うことで情報の伝達ロスを減らし、現場の状況変化に対して迅速かつ精緻な対応を可能にしています。

外注に頼らない一貫体制により、工期の調整や品質管理を自社でコントロールできるため、設計図書に基づいた確実な地盤補強が行えます。また、専門技術者が各工程を管理することで、施主や設計者のニーズに寄り添った施工を実現する仕組みです。

多様な現場条件に対応する
施工の柔軟性

住宅地から中規模建築物まで手がけており、都市部の狭小地や道路幅員に制約がある施工条件にも柔軟に対応。地盤改良の専門企業として、現場ごとの特性に応じた機械配置や施工計画の立案を行います。

地域の特性を熟知した現場対応により、工期の短縮や周辺への配慮を両立させる施工を追求。多様化する建築ニーズに応え、安定した施工サービスの提供に努める体制を整えています。

コクエイが対応している
鋼管杭工法とその特徴

回転貫入鋼管杭工法

回転貫入鋼管杭工法
引用元:コクエイ公式サイト
https://www.kokuei.com/ground_improvement/gi_steelpipe/

コクエイが提案する回転貫入鋼管杭工法は、先端に螺旋状の翼を設けた鋼管を回転させながら地中へ貫入させる技術です。セメントミルクを使用しないため発生土(残土)がほとんど出ず、現場を清潔に保てるメリットがあります。

また、杭を逆回転させることで撤去できるため、将来的な土地売却時の地中埋設物リスクを低減。施工直後から次工程の基礎工事に着手できるスピード性も特徴です。狭小地でも搬入可能な小型施工機を完備しており、都市部の住宅建築に適しています。

ETP工法

ETP工法
引用元:コクエイ公式サイト
https://www.kokuei.com/ground_improvement/gi_earthtender/

ETP工法(アーステンダーパイル工法)は、先端に拡底翼および掘削補助刃を溶接した鋼管を、専用の重機で回転させながら地盤へ貫入させる工法です。先端部は円盤型の翼と正三角形の掘削補助ビットで構成されたシンプルなデザインを採用。この構造が地盤に作用してスムーズに貫入し、確実な支持力を発揮します。

豊富な杭径と翼種による組み合わせラインナップに加え、コンパクトな施工機械を用いることで、軟弱地盤から硬質地盤まで多様な地盤特性に対応可能です。

ETP-G工法

ETP-G工法
引用元:コクエイ公式サイト
https://www.kokuei.com/ground_improvement/gi_etp_g/

ETP-G工法は、先端に拡底翼および補助掘削刃を溶接結合した鋼管を用いる回転貫入鋼管杭工法です。

先端翼には、ETP工法で実績のある形状を採用しており、地盤との摩擦力や支持力を適切に発揮。施工時の騒音や振動は低く抑えられるため、住宅地での施工でも近隣への負荷を少なく留めることができます。

CHECK
コクエイは
周辺環境への配慮と
経済性を両立する
鋼管杭工法の専門会社

コクエイは、回転貫入式の鋼管杭工法を通じて、騒音や振動の低減が必要な現場において地盤補強をサポートする企業です。

無排土施工による残土コストの削減や、現場状況に応じた柔軟な施工計画の立案に強みを持ち、施主や設計者の要望に応えるサービスを提供しています。

鋼管杭工法の支持力や施工性は、工法によって大きく異なります。杭径や無排土対応の有無が、密集地での近隣沈下リスクや残土処分費の差に直結するため、工法選びが現場コストの分岐点です。

当メディアでは、建物規模・現場条件が異なる3工法を比較。自社の案件条件に合う工法を見つける参考にしてください。

コクエイの鋼管杭工法以外の
地盤改良工法

柱状改良工法

柱状改良工法は、地盤にセメント系固化材(ミルク状)を注入し、専用の重機で掘削・撹拌しながら土と混ぜ合わせてコラム(柱)を形成する地盤改良技術です。軟弱地盤をセメント柱で補強することで、建物荷重を地盤へ適切に伝達します。

鋼管杭工法に比べてコストを抑えやすく、地盤の条件が合致する場合に経済的な選択肢として採用。コクエイでは、事前の調査データに基づき、管理体制のもとで施工を進めることで不同沈下の防止に貢献します。土質に応じた配合調整を行い、確実な基礎づくりを行う仕組みです。

表層改良工法

表層改良工法は、建物の基礎が設置される直下の地盤(浅い層)を、セメント系固化材を用いて土と混合・転圧することで改良する技術です。地表面近くの地盤を直接補強し、建物荷重を分散させます。

比較的浅い位置に軟弱地盤が存在する場合や、小規模な建築物の補強において効果を発揮。施工期間が短く、限られた現場においてもコストを抑えながら確実な補強が行えます。地盤の状態を調査し、適切な施工深度と固化材量を算出する体制を整えています。

コクエイの基本情報

運営会社名 株式会社コクエイ
所在地 岡山県岡山市南区浦安南町16-5
電話番号 086-264-5821
公式サイト https://www.kokuei.com/
【現場別】おすすめの
鋼管杭工法3選

鋼管杭と一口に言っても、戸建ての狭小地と超高荷重の大型施設とでは、求められる性能が全く異なります。ここでは、「建物の規模」と「立地条件」にフォーカスし、現場の課題をクリアするおすすめの工法を3つ厳選しました。

既存建物に囲まれた
マンション・ビル
礎オメガ工法
報国エンジニアリング
報国エンジニアリング
杭径レンジ φ101.1〜457.2mm
最大支持力 2,521kN(φ457.2mm)
大翼で支持力を確保し、
杭径を最大2サイズダウン

最大HU590の高強度鋼を採用、鋳物一体成型の翼で溶接部の破断リスクを防ぎ大翼化。大翼の高い支持力で杭径を最大2サイズダウンでき、重機制約に縛られず密集地でも施工が可能です。

浅い根入れ長で、
引抜き性能評価を満たす

大きな翼の高い引抜き抵抗力により、浅い支持層でも十分な支持力を確保。深くまで杭を打ち込む必要がなく、回転貫入による無排土施工のため、近隣地盤への影響を抑えられます

前面道路が狭い戸建・アパート
PPG工法
トラバース
トラバース
杭径レンジ φ89.1〜165.2mm
最大支持力 約217kN(φ165.2mm)
住宅特化の細径杭で
過剰設計を回避

φ89.1mmからの細径5サイズ展開で、戸建て等の地盤条件に合った杭を選定可能。先端支持・摩擦支持を地盤により使い分けることで、必要以上に杭を深くせず、杭長・コストを抑えます

2t建柱車1台で完結、
撤去も容易で資産価値担保

セメント不使用の回転貫入方式のため、将来の解体時には逆回転で撤去でき、産廃のない更地に復元可能
施工も2t建柱車1台で完結し、狭い前面道路の現場にも対応します。

支持層が深い
重荷重の大型施設
TN-X工法
テノックス
テノックス
杭径レンジ φ600〜1,200mm
最大支持力 17,900kN(φ1,200mm)
深度70mまで到達し、
支持層が深い敷地に対応

掘削液を使わない中掘り工法で、φ1,400mmの大口径鋼管杭を深度70mまで施工可能。支持層が深く他工法では届かない敷地でも、大型施設の重荷重を支える基礎を構築できます。

大口径根固めで重荷重と
BCP要件に対応

杭先端に最大φ2,400mmの根固め球根を築造し、先端支持力17,900kNを確保。高靭性鋼管が大地震時にも粘り強く変形するため、審査の厳しい重要施設のBCP要件にも対応します。

※HU590、STK490、STK490より適切な鋼材材質を選定